1月15日はTexas Cprpus ChiristiのUSS Lexington Museum on the Bayに行き、帰りにDallasで観光です。行きも帰りも殆ど同じ道を通りますが、行きはFt.Worthを経由しました。ここはF-16を製造するLockheed Martinの戦術航空機部門があるところです。元をたどればConsolidatedですが。夜中に無人のガソリンスタンドで給油していたら、ボロい車から汚い青いつなぎを着た兄ちゃんがやってきて、この先まで行きたいけれどガソリン代が無いからお金をくれ、と言ってきました。ヤバイ、と思ってい英語が全くわからない観光客のふりをしてあーとかうーとか適当に反応して諦めてもらおうとしたのですがこの人とても鈍くて、私らは英語が全然わからないですよという雰囲気を漂わせてやっているにも拘らず一所懸命英語でお金をくれ、と言ってきます。こちらの意図を全然理解する気配が無いし痺れを切らして襲われてもまずいので5ドルあげたら喜んで立ち去ってくれました。しかし5ドルですんでよかった。あたりに人気は全く無く、襲われたら絶対助からなかった。



Reat Areaにあったテキサスの形をした看板。
おじさんにどこから来た?と言われ、K君がKansasと答えると驚いていました。9時間くらいかかっています。



 約10時間でCorpus Christiに到着。退役空母Lexington甲板の上から見たメキシコ湾です。


 見終わったらDallasに戻ります。夕食に行こうとして車をぶつけてしまいました。とりあえず無事解決しましたが、その後ずっとブルーでした・・・


 Dallasでも牡蠣が食べれるんですね〜。でもこんなにいっぱいいらない。

 翌日はDallas観光。まず6th Floor Museumへ。ここはもちろんオズワルドがケネディー大統領を撃ったとされる建物で、今は博物館になっています。
 各国の説明テープが貸し出されているので日本語版を選択。すると2倍速で再生されるではないですか!使い古されたテープだから仕方ない、と我慢して聞いていましたが、途中で耐えられなくなって途中で止めたのですが、もう一度再生すると元に戻りました。最初からそうすればよかった。内部では1960年代当時のアメリカの歴史がケネディー大統領を中心に写真や映像を用いて詳細に説明されています。撮影禁止だったので写真は撮れませんでしたが、オズワルドが潜んでいたとされる一角だけ当時の様子が再現されていました。



建物の上から2段目、右端が狙撃位置、道路のX印が着弾地点です。



大統領の車はこの道をやってきて西に抜けていきました。



このあたりはアメリカ人にとっても特別な場所のようで、多くの人が訪れ、ビデオを撮ったり物思いにふける人もいました。
ここでK君がマツケンに変装したら大顰蹙だよ、と心配しましたが、さすがに思いとどまってくれた
(忘れていただけかも?)ので助かりました。右はテキサス州旗。




次に塔に上りDallasを見下ろしてきました。


 

 上から犯行現場を一望できます。大統領の車は当初真ん中の道を走る予定でしたが、急遽上の道に変更になりました。こうしてみると、狙撃を容易にするための走路変更のように思えます。真ん中の道なら角度がきつくて狙撃困難ですが、上の道なら背後からじっくり狙えますから。といっても狙撃のプロでもないオズワルドにそんなことができるとも思えず、弾道も一致しないようですし、実行犯は運転手かSPでしょうか?当時大統領はベトナム戦争からの撤退を検討し、またアメリカ国内の多くの軍事産業が関わっていた超巨大プロジェクトXB-70を開発中止にしたことで軍産複合体に激しく憎まれていましたから、やはり国ぐるみの犯行でしょう。




左がDallasのダウンタウン。でも高層ビルがあるのはここだけで、それ以外は果てしなくまっ平です。



John F. Kennedy Memorial Plazaです。簡素な建物で内部には一輪の花が添えられていました。



傍にあった開拓時代の建物。当時はこんな掘っ立て小屋に住んでいたのですね。





最後にテキサス牛を食べて帰りました。Los Angelsに行った時の帰りに立ち寄ったのと同じ系列のレストランでした。


 Dallasというとなんとなく大都会をイメージしていましたが、週末は人も非常に少なく、上から見てもそれほど都会という感じはしなかったですね。といってもFt.WorthとあわせればTexasで一番発展しているところですけれど。次回はPima Air & Space MuseumとEl Pasoです。

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